真菰の食物繊維は、整腸作用と免疫力アップ。

食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない食べ物に含まれる成分で、整腸作用や生活習慣病の予防・改善に効果が期待できます。
水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしており、第六の栄養素ともいわれ注目されています。

食物繊維の特長

定義

人の消化酵素で分解されない食物中の総体

種類

水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維に大別されます。

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしており、第六の栄養素ともいわれ注目されています。水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。また、コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。さらに、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。

水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やします。便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。また、どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。

働き

便通を整え、腸内環境を改善する

効果

生活習慣病の予防・改善、脂質やナトリウムの排出をサポートする
摂取目標厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上が目標量とされている

真菰の食物繊維は、62.2g/100g

真菰の食物繊維は62.2g/100gあります。1位抹茶39gの約1.6倍です。整腸作用が抜群で、消化酵素で分解されない食品成分なので、大腸まで達して便の容積を増やします。これにより大腸が刺激され、排便がスムーズになり、便秘の予防や解消に効果があります。
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