真菰パウダーの製作工程
1.堆肥づくり
堆肥のメインとなる「土ぼかし」は、かべ土(瓦屋根に使われていた壁土の再利用)・落葉・コメヌカ・鶏フン・モミガラをオリジナルブレンドし、約6ヵ月間、好気性微生物を育てるためホイールローダーで切り返しを行い完成させています。
2.真菰の手植え
5月になると真菰を株分けし、手作業で定植しています。
真菰の品種は「一点紅(いってんこう)」です。
琵琶湖畔や滋賀の水辺にも生息していた在来種を一株ずつ手植えしました。
3.自社農園です。
滋賀県野洲市高木と日野町鎌掛(かいがけ)にある自社農園で真菰を栽培しています。
自家製の有機肥料「土ぼかし」を使用し育成しています。手作業による草刈りなど農薬は一切使用していません。
4.収穫も手作業
毎年、8月と9月に真菰の収穫を行います。真菰は、イネ科の多年草で、2メートルほどまで成長します。その葉先80cmほどをスタッフが鎌で刈り取り収穫します。一反(300㎡)で約100kgの生葉を収穫します。
5.乾燥加工
刈り取った生葉を直ちに食品乾燥加工専門工場へ持ち込み熱風乾燥します。
6.粉末加工
乾燥させた真菰葉を粉末専門工場にて微粉末化します。特殊加工技術により、その栄養素を壊さない消化吸収の良い真菰粉末(パウダー)に仕上げます。
7.スティック加工
粉末にした真菰パウダーを2gスティックに充填します。スティックにすることにより、酸化を防ぎ賞味期限を守れます。
8.まこもパウダー《きぼう》の出来上がり
真菰(まこも)にはタンパク質、食物繊維、β-カロテンの他、クロロフィル、植物性シリカ、葉酸、ポリフェノール、ビタミンA、β-グルカンなどの栄養成分が多く含まれています。しかもそれは食用野菜の中でもトップレベルです。これひとつでたくさんの栄養価が得られるまさに天然のスーパーフードです。