真菰(まこも)は、β-グルカンが多い。
まこもパウダー《きぼう》の原材料である真菰葉(乾燥)のβグルカンの含有量を検査しました。
(2023年10月4日:株式会社AHC微生物試験室調べ)
すると、100g中に0.26gのβグルカンが含まれることがわかりました。これは、食物の中でもっとも多くβグルカンが含まれる椎茸の含有量が100gあたり約0.2~0.5gとされていますので、真菰は椎茸に匹敵するほどのβ-グルカンが多く含まれることがわかりました。
β-グルカンは、グルコースがグリコシド結合で連なった多糖であるグルカンの内、β-グリコシド結合で繋がった重合体の総称である。β-グルカンは免疫賦活(ふかつ)作用(活力を与えること)、制癌作用を持つとされ、生体内に入ると免疫細胞に働きかけて悪性新生物(ガン細胞)を攻撃させたり、抗酸化酵素(スーパーオキシドディスムターゼ、SODに代表される)に働きかけてラジカル消去効果(がんや動脈硬化,心臓病などの生活習慣病や老化促進に,活性酸素種による生体組織の酸化が密接に関与していることが明らかとなりつつある)を高めたりするという前医療統計学的実験論文も公表されている。 出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』
京都大学大学院 農学研究科と連携します。
左:京都大学教授 農学博士 谷 史人先生
中央:京都大学大学院 農産製造学分野 木元 幸恵様
京都大学大学院 農学研究科をご訪問しました。
株式会社ビオファーマきぼう 代表取締役社長 南 清章
京都大学大学院 農学研究科の谷教授と連携して「まこも粉末の成分について機能性」を追求していきます。
【食品生物科学科】
本学科は、長い歴史をもつ旧食品工学科および旧食糧科学研究所を母体とし、食と健康に関する生理化学・生命科学に特化したユニークな学科として、平成13年度に設置されました。
今日、食に関する学問は、人類の持続的発展を維持するための最重要基盤の一つとして認識されています。具体的には、味覚と食感、食嗜好性の制御、栄養素の消化・吸収、酵素による分解と代謝、機能性食品成分を含む天然有機化合物の構造決定・合成と生理機能、腸内細菌を含む常在微生物の動態などに関わる人間を含む生体応答メカニズムに関する研究を、化学・生物・物理を基軸とする実験科学に基づいて分子・細胞・個体レベルで行っています。さらに、これらの成果を健康増進と疾病予防に資する食および医薬品への応用研究に繋げます。